GA4とREPORTIFUL:計測データをクライアント向けレポートにするまで
このページは、いわゆる「比較」ではありません。Google アナリティクス(GA4)はデータの計測元であり、サイトで何が起きたかを確認する基盤です。REPORTIFULは、そのデータをクライアントに提出できるレポートに仕上げるツールです。GA4がデータ、REPORTIFULが資料を担当し、組み合わせて使います。
結論:使い分けの目安
GA4が向いているケース
Webサイトやアプリで何が起きたかを調べたい場合。ユーザーの行動、コンバージョンまでの経路、アトリビューション、オーディエンスのセグメント、カスタムイベントなどを、標準レポートやデータ探索で分析できます。データを計測するアナリティクス基盤としての役割は、REPORTIFULでは代替できません。
REPORTIFULが向いているケース
GA4やダッシュボードで数値は確認できていて、それを相手に伝える資料が必要な場合。クライアントへの月次レポート、経営層向けの四半期レビュー、キャンペーンの振り返りと次のアクションの提案などです。GA4の標準レポートは、PDF、CSV、Google スプレッドシートの形式で共有・エクスポートできますが、いずれもGA4の画面の内容を出力したものです。REPORTIFULは、そのエクスポートを、文章による解説が付いたDOCX・PPTX・PDFに仕上げます。
機能比較
| 比較項目 | GA4 | REPORTIFUL |
|---|---|---|
| 位置づけ | Web・アプリのアクセス解析基盤(データの計測) | レポート作成ツール(エクスポートしたデータを文章付きの資料に) |
| 主な出力 | GA4画面上のレポート、データ探索、エクスポート(PDF・CSV・Google スプレッドシート) | DOCX・PPTX・PDFの完成レポート |
| 導入・準備 | 無料で利用可能。計測タグの実装と設定が必要 | 事前の設定は不要。ファイルをアップロードして約2分 |
| 文章による解説 | GA4のホーム画面の「AI による概要」がデータの変化を短く要約。提出用の資料は作成しない | エグゼクティブサマリー、インサイト、推奨事項を文章で作成 |
| クライアントへの共有 | 「閲覧者」の権限を付与、またはPDF・CSV・Google スプレッドシートで共有 | ホワイトラベルのDOCX・PPTX・PDFをメールなどで送付 |
| 対象データ | 自社のWebサイト・アプリの計測データ(Google以外の広告媒体の費用データなどのインポートも可能) | GA4に加え、広告媒体、MA、CRMなど各ツールからエクスポートしたファイル |
| 複数データの統合 | Googleのサービスとの連携、データインポート | 1セッションで最大5ファイル(または10データセット)。1つのファイル内の複数シートを1つのレポートに統合可能 |
| インサイトと推奨事項 | GA4のホーム画面の「AI による概要」がデータの変化を要約し、「アナリティクス インサイト」が異常な変化を通知。クライアント向けの考察と提案は担当者が作成 | データの傾向をもとにAIが文章で作成(数値はコードで算出) |
| 料金 | 無料(大規模企業向けの有料版:Google アナリティクス 360) | クレジット制(最初の3レポートは無料、以降はレポート単位の料金) |
| 互いに代替できるか | できない(役割が異なる) | できない(GA4などで計測したデータが必要) |
それぞれの強み
GA4
GA4は、自社のWebサイトやアプリで何が起きたかを把握するための基盤です。データの計測、リアルタイムレポート、オーディエンスのセグメント、カスタムイベント、キーイベント(コンバージョン)の計測、アトリビューション、データ探索による分析までを、無料の標準プロパティで利用できます。
GA4の標準レポート(集客、エンゲージメント、収益化など)は、読み方を理解している分析担当者にとって有用です。データ探索では、任意のディメンションでデータを掘り下げられます。大規模な企業向けには、有料版のGoogle アナリティクス 360が用意されています。
GA4だけでは完結しにくいのが、クライアントに提出するレポートの作成です。標準レポートはPDFやCSVでダウンロードしたり、Google スプレッドシートにエクスポートしたりできますが、内容はGA4の画面の表やグラフです。GA4のホーム画面の「AI による概要」はデータの変化を短く要約しますが、クライアント向けのエグゼクティブサマリーや施策の提案は、担当者が作成することになります。
REPORTIFUL
REPORTIFULは、GA4のデータと、クライアントが読む資料との間をつなぐツールです。GA4の標準レポート(「ユーザー獲得」「トラフィック獲得」「ランディング ページ」など)から、対象期間のデータをCSV形式でダウンロードするか、Google スプレッドシートにエクスポートしてExcel形式(XLSX)で保存します。そのファイルをREPORTIFULにアップロードし、「月次パフォーマンスレポート」などのレポートタイプを選ぶと、約2分で、エグゼクティブサマリー、主要指標、チャネル別分析、インサイト、推奨事項を含むDOCX・PPTX・PDFが作成されます。
複数のGA4レポートを1つのレポートにまとめたい場合は、それぞれのエクスポートを1つのExcelファイルの別シートにまとめてアップロードします。同じ方法で、GA4とGoogle広告、Meta広告、LINEヤフー広告などのデータを組み合わせた、マルチチャネルのレポートも作成できます。ファイルを分けてアップロードした場合は、ファイルごとに1つのレポートが作成されます。
REPORTIFULはデータを計測しません。エクスポートしたファイルが出発点です。GA4の設定が済んでいない場合や、計測に不備がある場合は、まずそちらを整える必要があります。
併用する場合の流れ
- GA4を正しく設定する。計測タグとイベントが正しく動作していることを確認します。ここがすべての土台です。
- 日々の確認はGA4で。流入、コンバージョン、ユーザーの傾向を日次・週次で確認します。
- レポート用にエクスポートする。月末や四半期末に、必要な標準レポートをCSV形式でダウンロードするか、Google スプレッドシートにエクスポートしてXLSX形式で保存します。
- 提出用の資料を作成する。REPORTIFULにアップロードし、レポートタイプを選び、完成したレポートをクライアントに送付します。
GA4がデータの入口、REPORTIFULが資料という出口です。同じデータを、読み手に合わせた形で届けます。
よくある質問
GA4のどのレポートがREPORTIFULに適していますか?
GA4の標準レポート(「ユーザー獲得」「トラフィック獲得」「ランディング ページ」「ユーザー属性の詳細」「ユーザーの環境の詳細」「e コマース購入数」など)は、CSV形式でダウンロードするか、Google スプレッドシートにエクスポートできます。REPORTIFULはCSVとExcel(XLSX)に対応しているため、CSVはそのまま、Google スプレッドシートはXLSX形式で保存してからアップロードします。1つのファイルに複数の表が含まれている場合は、レポートにしたい表だけを残してからアップロードすると確実です。
REPORTIFULはGA4にAPIで接続できますか?
REPORTIFULは現時点で、GA4とのAPI接続には対応していません。GA4からCSV形式でダウンロードしたファイル、またはGoogle スプレッドシートにエクスポートしてXLSX形式で保存したファイルを、REPORTIFULにアップロードする方式です。Google アカウントの認証や、データへのアクセス権限の設定は必要ありません。
GA4のしきい値やサンプリングは、REPORTIFULのレポートに影響しますか?
REPORTIFULは、アップロードされたファイルの内容をそのまま使用します。GA4側でデータのしきい値やサンプリングが適用されている場合、エクスポートされたファイルにはその結果が反映されており、REPORTIFULがそれを補正したり隠したりすることはありません。
クライアントへの報告は、GA4だけでは不十分ですか?
GA4を日常的に使う分析担当者や運用チームにとっては、GA4の画面で十分な場合もあります。一方、短時間で読めて社内でも共有しやすい、文章付きの資料を求めるクライアントや経営層には、GA4の画面やエクスポートとは別に、レポートを用意する必要があります。REPORTIFULは、その資料の作成を担うツールです。
GA4のデータから日本語のレポートを作成できますか?
はい。REPORTIFULの日本語サイト(reportiful.com/ja)からご利用いただくと、レポートは日本語で作成されます。GA4の表示言語が日本語でも英語でも、エクスポートしたファイルを読み込めます。
REPORTIFULの料金は?
REPORTIFULは、レポート単位の料金と月額プランからお選びいただけます。レポート単位は1レポート¥4,980、10レポートパック¥34,800(1レポートあたり¥3,480)、50レポートパック¥124,800(1レポートあたり¥2,496)で、パックのクレジットに有効期限はありません。月額プランはStarter ¥11,800(月5レポート)、Agency ¥34,800(月20レポート)、Scale ¥79,800(月60レポート)です。新規アカウントの最初の3レポートは無料で、クレジットカードの登録は不要です。GA4の標準プロパティは無料で、大規模な企業向けに有料版のGoogle アナリティクス 360があります。料金の詳細は料金ページをご覧ください。
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先月のGA4データで、REPORTIFULをお試しください
GA4からエクスポートした先月分のファイルを、アップロードしてみてください。
約2分で、REPORTIFULが作成するレポートをご確認いただけます。
最初の3レポートは無料・クレジットカード不要。
本ページの記載内容は、2026年10月2日時点で各社の公式サイトおよび公式ヘルプに掲載されている情報に基づいています。最新の機能や料金は、各社の公式サイトでご確認ください。
